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パウダルコは南米熱帯雨林に自生する大きな樹木で高さ10~20m、紫色の大輪の花を咲かせます。別名、紫イペとも言われています。
昔から現地ではパウダルコの樹皮をマラリア、貧血、大腸炎、呼吸器障害、風邪、リウマチ等に使用されるハーブとして珍重し、その木を「活力の木」と呼んでいました。
主な化学有効成分はラパコールで抗腫瘍効果が確認されています。ラパコール以外にも20種類以上の有効成分(イリノイド、シアニディン、ルチノシド、アントシアニン、アルカロイド、ナフトキノン、βシトステロール、サポニン、フラボノイド、クマリン、ケルセチンなど)が発見されています。
ムイラプアマはアマゾン地域やブラジル北西部に生育している小さな灌木で高さ5m程度、小さな白い花を咲かせ、香りはジャスミンに似ています。昔から現地では特にムイラプアマの樹皮と根が頻繁に用いられ、伝統的催淫(性機能回復)、神経系の強壮、抗リウマチ、消化器機能不全等の治療に使われてきたハーブです。日本では根は医薬品、樹皮は食品に使われています。
ムイラプアマの活性物質:遊離長鎖脂肪酸、ステロール、クマリン、アルカロイド、ムイラプアミン(0.05%)、脂肪酸(0.4%)、フォバヘーネ(0.6%)、αムイラプアミン(0.6%)、βレシン酸(0.7%)、エステル化合物(0.5%)(ルペオール、βシトステロール)、タンニン酸(0.5%)などの含有が確認されています。
ガラナの果実は小さく丸く、色は紅色、成熟すると割れて黒色の種ができます。その種子にはカフェイン、タンニン等が含まれています。カフェインの含有率4~5%の食品です。ブラジルの原住民は種をローストしたものを水と混ぜてペースト状にし、滋養強壮、下痢止め等の治療用に用いていました。ヨーロッパでは17世紀には既にガラナは知られていました。
主な成分:カフェイン、テオブロミン、テオフィリン等のアルカロイド、タンニン、サポニン等
パフィアは巨大な樹木に巻きつくつる状の植物で、その根は複雑な形をしています。ブラジル人参という別名もあり、昔から現地ではパラトダ(全てに使えるという意味)と呼ばれ、パフィアの根を強壮・エネルギー源、若返りやあらゆるタイプの病気に有効なハーブとして、広く用いられてきました。
パフィアにはβエクジステロンと呼ばれる植物性ステロイドが多量に含まれています。また、エストロゲンの産生を増加させる作用のあるホルモン(シトステロール、スティグマステロール)も発見されています。栄養学的には19種類のアミノ酸、数多くの電解質物質(ナトリウム、カリウム等)、マグネシウム、コバルト、シリカ、鉄、亜鉛、及びビタミンA、B1、B2、E、K、パントテン酸が含まれています。また、根の部分11%にはサポニン類があることも発見されています。
※その他、心臓血流量機能、中枢神経機能、呼吸器機能、ホルモンバランス、慢性疲労症
候群、関節障害、尿酸調節に良いと言われています。